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界面活性剤とはなんでしょう?
その前に、界面とは?
界面(表面)とは、2つの性質の異なる物質の境界面のことになります。混じり合わない物質の間には、必ず界面が存在します。
たとえば、あなたが水の入ったコップに静かにゆっくりとサラダ油を流し込んだとします。
比重の軽い油は、水の飢えに浮かんでいるはずです。この油と水の境目が界面です。
ほかにも水と空気の界面、水と汚れの界面、水と衣類の界面、汚れと衣類の界面など、シャボン玉も空気と水の界面ととらえることができます。
また身近にある物の例として、こういう考えもあるのではないでしょうか?
お酢+サラダ油=ドレッシング(香辛料も入れないと美味しくないですが)
この手のドレッシングは、使う前に、良く振りますよね!そして振って混ざったドレッシングも時間がたてば、またお酢と油に分離します。
ではできあがったドレッシングに卵黄を入れるとどうなるでしょう?
ドレッシング+卵黄=マヨネーズ
マヨネーズは時間がたっても、ドレッシングのように分離しません。
ということはお酢(水)とサラダ油(油脂)の界面に対して、卵黄が、その性質を変えた
つまり卵黄は、界面活性作用を持つと言うことになります。
界面活性剤とは、界面に働いて、界面の性質を変える物質のことです。
水と油は、混じり合わないものの代表のように言われています。混じり合わない水と油の間には界面が存在していますが、界面活性剤は、この界面に働いて界面の性質を変え、水と油を混じり合わせることができます。
界面活性剤とは
界面活性剤「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より一部引用
界面活性剤とは、分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称。ミセルやベシクル、ラメラ構造を形成することで、極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。また、表面張力を弱める作用を持つ。
洗剤の主成分であり、工業的に大量に合成・使用されている。サポニンやリン脂質、ペプチドなど、天然にも界面活性剤として働く物質は数多く存在する。
作用
界面活性剤はひとつの分子内に親水性部分と親油性部分をもつ。水中であれば、親水性部分を外側に、親油性部分を内側にしたミセルを、非極性溶媒中では内外の反対になったミセルを形成する。このミセルの内部には外部環境とは性質の異なる物質を取り込むことができるため、界面活性剤の存在下では極性・非極性の両方の物質が均一に混合した溶液が作成できる。親水性物質と疎水性物質を均一化する作用を界面活性作用といい、作用の強さはHLB値によって定量的に示される。
界面活性剤は洗剤用途に大量に使用されているほか、食品や化粧品の乳化剤・保湿剤としても重要な位置を占める。界面活性剤は微妙に化学構造を変化させただけで大きく異なる特性となるため、非常に多くの種類のものが生産・使用されている。
分類
界面活性剤は、親水性部分がイオン性(カチオン性・アニオン性・双性)のものと非イオン性(ノニオン性)のものに大別される。また、低分子系と高分子系に分類されることもある。
アニオン性界面活性剤は、親水基としてカルボン酸、スルホン酸、あるいはリン酸構造を持つものが多い。カルボン酸系としては石鹸の主成分である脂肪酸塩やコール酸塩が、スルホン酸系としては合成洗剤に多く使われる直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムやポリアクリルアミドゲル電気泳動にも利用されるラウリル硫酸ナトリウムなどがある。
カチオン性界面活性剤は、親水基としてテトラアルキルアンモニウムを持つものが多い。逆性石鹸などに利用される。
双性(両性)界面活性剤は、分子内にアニオン性部位とカチオン性部位の両方をもっているもので、上記のそれぞれを組み合わせた構造をもつ。
非イオン性(ノニオン性)界面活性剤は、イオン化しない親水性部分を持つもので、アルキルグリコシドのような低分子系、あるいはポリエチレングリコールやポリビニルアルコールのような高分子系が存在する。
皆さんがお使いの石鹸も界面活性剤を持ちます。
石鹸の場合、脂肪酸・脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウムがこれに当たります。
こんにちは、このテクニカルブログでは石けんについての知識を書き込んでいきたいと思っております。
まず最初に、石けんとは何か?
皆さんは、普段何気なく石けんを使ってらっしゃることと思いますが、石けんって「何者でしょう?」
毎日使う物だけに、そこんところを突っ込んで参りましょう!!
定義(辞書的に言うなら! ウイキペディアより抜粋)
石?(石鹸・せっけん)とは、高級脂肪酸の塩の総称であり、特に、脂肪酸ナトリウムまたは、脂肪酸カリウムを指す。工業的には、動植物の油脂からつくられる。
界面活性剤であるため、油などの汚れを洗浄できる。また、細菌の細胞膜やウイルスのエンベロープを破壊するため、一部の病原体から身を守るのに有効である。また、純石鹸(じゅんせっけん)と呼ぶ場合は石鹸本来の製法である鹸化法で製造した、炭酸塩を含まない石鹸を指す。
ものすごく端折っていうなら、油から作った界面活性剤ということですね!
では、界面活性剤とは何でしょうか?
これは、すごく長くなるので次回に回します。
ついでに発祥(歴史的考察)とその漢字の意味(石鹸) 鹸の字がやたら難しい字ですが!
動物の肉を焼いた際、滴り落ちた油脂を木の灰(アルカリ)が鹸化し、土にしみ込み、その土で手を洗ったら汚れがとれると気がついた、というのが発祥と言われる。
石鹸の鹸という字の中の歯の意味は、地面にアルカリが吹き出た様子を示す象形文字
中国大陸の北西部・内陸部にかけては水が悪く、塩水の湖も多い。塩水の湖を鹹湖(かんこ)と言う、
鹹湖(かんこ)の岸辺や、干上がった川の川岸にアルカリが結晶して固まることがある。これを鹸という、
当地では、これを切り出して洗濯につかう。(洗濯ソーダ)
ということなんです。
なぜ?油脂がしみこんだ土で手を洗ったのかは、突っ込みポイントですが!あまり気にしないように!
次回は界面活性剤について考察したいと思います。
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